夫が長期出張中、週刊誌に連載を持つ人気女流作家の従姉･ゆうの家でアシスタント兼お手伝いとして勤める事になった絢音。美しくて優しくて才能に溢れたゆうに、幼い頃から憧れを抱く絢音は、ゆうと一つ屋根の下での生活に幸せを感じていた。しかし、実の姉のように慕っていたゆうには絢音の知らないもう一つの顔があった。静まり返った夜、何も知らずに蚊帳の中でぐっすり眠る汗まみれの絢音は、ゆうの本性を知る事になる。